2019国際食品工業展

7月9日(火)-7月12日(金) 東京ビッグサイト・東1-8ホール 10:00-17:00

研究概要

食品加工業でのトンネルフリーザ作業を事例とした省力化・省人化機器の研究開発

研究機関名

岩手大学 理工学部附属SPERC農林水産ロボティクス研究グループ

代表者

三好 扶

本研究の主旨

【研究目的】
本研究開発では、冷凍食品加工業の必須設備であるトンネルフリーザでの作業に着目し、その投入口での整列作業および出口での回収作業と次工程への搬送作業について、省人化・省力化に資するロボットシステムの基礎技術開発を実施している。
【研究実施例】
1.投入口でのマイカ整列搬送システム
トンネルフリーザまで搬送されてきたマイカは、ロボットハンドによって真空吸着し、これをトンネルフリーザへ投入する。吸着前に赤外線センサを設置し、マイカの大きさと吸着タイミングを算出する。図1に本研究開発で試作したマイカ搬送システムを示すが、本システムは以下の要素技術から構成することで実用化が期待できる。
(1) 前後および左右方向のステージ移動
(2) 上下方向の先端部マイカ吸着機構
(3) 空隙消去のためのマイカ整列時における微速移動

2.出口でのサンマ整列搬送作業
図2にトンネルフリーザ出口工程での次工程移送システム稼働の様子を示す。トンネルフリーザからの移し替えの段階で整列したまま受領できれば、次工程への移送用ベルトコンベアには整列された状態(図2C)のように移し替えが可能である。つまりこのシステムでは(図2B)での作業精度が全体の精度を決定づける箇所となり、様々な商材に適応できるような最適なバケットを製作する必要がある。この点は今後の研究課題としたい。


【謝辞】
本研究は大船渡市産学官連携研究開発事業費補助金(平成26、27、30年度)の助成を受けて実施した。記して謝意を示す。

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