2019国際食品工業展

7月9日(火)-7月12日(金) 東京ビッグサイト・東1-8ホール 10:00-17:00

研究概要

食品分野に生かせるファインバブル技術 !

研究機関名

高知工業高等専門学校・ソーシャルデザイン工学科

代表者

秦 隆志(はたたかし)

本研究の主旨

■ 本研究の要旨
 ファインバブル(Fig.1)とは、これまでマイクロバブルやナノバブルと呼称されていた直径約100μm(1/10mm)以下の微細気泡のISO規格名です。このファインバブルを搭載した製品が近年、大手電機メーカーから浴槽や洗濯機として発売され始めました。また、食品分野ではファインバブルを導入したマヨネーズも発売されており、このファインバブルの名称と共に広がりを見せています。しかしながら、食品分野での利用は始まったばかりです(いま、まさに創生段階)。本技術を用いたリーディングカンパニーになってみませんか !?
 その可能性の判断として、本研究ではファインバブルを導入することによって食品のテクスチャーに多様性が生まれること(Fig.2)、また洗浄や内包気体種を替えることによる殺菌(Fig.3)・鮮度保持の実例、さらに気体に代わり液体を導入することで作製できるエマルション(Fig.4)など、食品分野で広く活用できるファインバブル技術をご紹介いたします。

■ 本研究の特徴・目的・将来見込まれる成果
 ファインバブルは、内包気体の溶解効率が高いことや長期間バブルとして存在できること、表面に負電荷を有するなど、産業的に優位な性質があり、適用範囲は無限に広がっています。しかしながら、ファインバブル発生機は材質や構成から食品での利用には一般的に制約が掛かっています。そこで本研究では食品分野でのファインバブル活用の可能性と共に、開発中の食品対応型のファインバブル発生機についてもご紹介いたします。
 また、この発生技術を用い、ファインバブル化する気体の代わりに液体を導入することで液-液のエマルションが作製できます。この技術においては一般的な乳化機に比べて低コストや省電力化が実現可能であり、さらに乳化剤を低減するといった革新的な要素を有していることも特徴です。

■ 研究の分野
 食品加工の他、流動・撹拌、鮮度保持、機能性食品、殺菌などが挙げられます。

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