2019国際食品工業展

7月9日(火)-7月12日(金) 東京ビッグサイト・東1-8ホール 10:00-17:00

研究概要

子豚から親豚まで!マルチセンシングによる健康管理
~食肉としての安定供給のために~

研究機関名

筑波大学 システム情報系 知能機能工学域
音響システム研究室 バイオ・環境計測グループ

代表者

水谷 孝一

本研究の主旨

【研究の背景】
・日本国内の豚肉需要は年間で概算262万tとされ,低価格・高品質な食肉の安定供給が求められている。
・農場での品質保証・生産管理は低価格・高品質な食肉の安定供給に不可欠である。
【研究の目的】様々なセンサを用いて,以下の大きく2点を実施し,農場における豚生産効率を向上させる。
<1> 集団死亡率(事故率)の低減を目的とする,豚インフルエンザといった疾病管理
【問題】
・豚インフルエンザ症状は明らかになっておらず,症状を顕在化する必要がある
【実験】
・動物衛生高度研究施設内において感染実験を実施し,音響情報・可視画像・熱画像を長期収録
【提案技術を用いた成果】
・感染症状である,移動量・くしゃみの自動検出器構築を実現
・感染による行動パターンや音響イベントの一部を明らかにした
<2> 豚の生産頭数の増加を目的とする,母豚の発情の効率的検知
【問題】
・母豚の発情タイミングは生産頭数に影響
・従来の熱画像による発情検知は,実験環境に限られる
【実験】
・熱画像のほかに周囲環境を計測し補正
【提案技術を用いた成果】
・回帰モデルを用いて周囲環境の影響を排除した温度変化を検出可能とした
【将来の応用先】
・食肉原料としての豚の飼育管理・品質管理
・一般的な食品の加工・生産過程の品質管理においても応用可能

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