2017国際食品工業展

6月13日(火)~6月16日(金) 東京ビッグサイト・東1~8ホール 10:00~17:00

出展社専用ページ 来場事前登録

研究概要

低温プラズマによる殺菌効果及び生鮮麺における応用

研究機関名

天津科技大学 食品工程及び生物技術学院 食品加工技術研究室(中国)

代表者

陳 野

本研究の主旨

食品および食品加工などの分野において,殺菌技術は消費者にとって豊かで安心できる食生活を送る上でなくてはならないものであり,生鮮加工食品を人体に対して安全に殺菌できる技術が求められている。低温プラズマ殺菌法はドライ低温状態下での殺菌処理を行うことが可能であり,既存の殺菌処理(洗浄、加熱乾燥,紫外線など)を施したものと比べ、食品の保存期間が延長できることは十分に考えられる。また、低温プラズマ殺菌法は、防腐剤を使用する殺菌法と比較すると、殺菌処理後に生じる化学物質の残留物が全くないため、人体や環境に対して悪影響を及ぼすことはない。低温プラズマ殺菌法は高い殺菌効果、高い安全性(無毒性、環境に優しい)、広い適用範囲など多くの長所を兼ね備えた殺菌法である。本研究は,殺菌に低温プラズマを用いることで,安全な生鮮加工食品の供給に寄与する技術開発を目的としている。
本研究では,まず、低温プラズマを利用して、食品を腐敗させたり品質を劣化させたりする細菌や真菌,バクテリアなどの微生物に対して殺菌効果を確認している。更に、低温プラズマ技術の応用におけて、生鮮麺を対象として低温プラズマ殺菌試験が行っている。
  生鮮面片をプラズマ処理した後、コロニー総数は低下傾向にあった。カビの総数も基本的に減少傾向にあり、特に貯蔵初期、殺菌効果が明らかにして、カビが検出されていなかった。処理時間の増加や電極間隔の減少につれて、低温プラズマは大腸菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、カビの殺菌効果が明らかに強めて、殺菌率はほぼが99%となっている。プラズマ処理した生鮮面片を保存する過程において、カビ数はやや高く上がり、プラズマ処理で亜緻死状態になっている可能性があることが可能となる、保存するとともなって、真菌に対しての殺菌効果はいっそう明らかになる。だから、低温离子体殺菌技術が生鮮面に対する有効である。また,既存の殺菌に代わる新たな手法として,野菜や果物などの農作物の殺菌毒に留まらず,生鮮食品や加工食品などへの応用も大いに期待できる。

FOOMA JAPAN

All Right Reserved. Copyright (c) Secretariat of FOOMA JAPAN